年別の記事

3/14・15実猟 3/23・26有害駆除 ユーチューブ動画付

3月14日

先日、小さなビデオカメラの頭に装着できる物(SONY製アクションカム)を購入した。将人がそれを着け10時から山に行く。私は新規事業の立ち上げの為、今日は東京から関係者が来て忙しい、明日は最終日なので猟に行こうと思っている。

11時ごろ将人より電話が入る「60Kぐらいの猪をカヤが単犬で絡み止めたところを銃で撃った」とのこと「1発目は後ろ足に当たり、猪が逃げるところをカヤが飛びかかり猪の鼻を咥えると、猪がまくり倒してきた。そこを2Mの距離から銃で撃った」との事

猪の引き出しが大変なようなので、田辺氏に電話をして引き出してもらい、腹を抜いて川に浸けたとの事

私が仕事の打ち合わせが終わり帰ってビデオを見ると、スダの中でやり合う様子がよく撮れ、将人が銃を発射する瞬間まで撮れていた。

 

3月15日

今日は最終日なので北方に出猟、地元のA氏と3人で当てずっぽうに山を狩る。跡はないがセコ任せである。

カヤを1頭引いてしばらく狩り進むと、親子のあせりを見つけた。いきなりカヤの追い鳴き、A氏「鉄砲が鳴らんかった、50Kぐらいの猪じゃった!」と無線が入る。将人より「咥えた咥えた!」どうやら子猪を咥えた様である。将人が現場に行き止めを刺す、A氏がそれを取りに上にあがる。

将人は尾根を横巻きに前に出る。私は二山下にある林道に車で回る。道の詰に車を停めGPSを見ると、500Mほど斜め奥にセコがいる。私の方に犬を引いてくるとの事。しばらくすると将人より「犬を呼んだか?」と無線が入る。私「呼ばない」将人「犬が猪の匂いに乗って抜けて行きよる」との事。

辺り一面のスダである。GPSを見ると私から70Mほど上でカヤが同じ場所をクルクル回っている。しばらくすると「ワウワウ」カヤの探り声、一呼吸おいて「ワウワウ」将人より「床吠えよ」と無線が入る。私「お前から何メートルあるとか」将人「180M、今行きよるよ!」との事

相変わらずカヤは「ワウワウ」猪がまくると口数が多くなり力強く吠えたてるが、そう言う声がまだ出ない。と言うことは、子猪がスダの中でじっとしているのかそんな思いが私の頭をよぎる。

なおも吠えるカヤ。しばらくして将人「弾が出らんかった」と無線が入る。少しして「ドォンドォン、やったよ!子猪じゃ」無線が入る。私「じゃろが、犬の声がおかしかったもん」

しばらくすると、将人が5貫ばかしの猪を引っ張って降りてきた。その後、もう一山狩るが空山であった。

http://www.youtube.com/watch?v=jt6fY8rZXVc

3月14日と3月15日の動画 ユーチューブ

 

 

3月23日

今日は今年初めての有害駆除である。

カヤと姉妹犬のチョコとその母を連れて有害の待ち合わせ場所に行く。有害のメンバーが「また犬が違うが」と言われるので、「今猟期何度か仕込んだ犬よ、止め犬と遠くまで行って起こす咬み絡みの犬。どっちを引こうか」と相談すると「人数が多いから、起こしの良い咬み絡みの犬を引いて」との事

10人ほどのメンバーが待ちに着き将人がチョコと母を連れて山に登る。しばらくすると、60Kぐらいの踏み足を見つける。無線で連絡が入り「犬が抜け出した」との事。しばらくするとマーカーはもちろんGPSも入らなくなり、私は慌てて車を飛ばして犬の進んでいる方向に先回りをすると、犬が小走りに走っている。将人に「犬の行っている方向に行くように」無線を入れる。

犬の足が一段と早くなり、しばらくすると鳴き出した、私から400M離れている。50Mほど落したところで立て吠えに変わった。まぶしがいる上の方である。2~3分もすると猪がまくって走り出した。犬の声が一瞬途切れる、スダの多い山である。犬がまた鳴き出した。猪がまくって抜けた後に着いたようである。20秒ほどしてまた立てた。犬の声を聞くと物を見て鳴いているようだ。GPSを見ると尾根付近である。近くのまぶしが寄っているようであるが、こういう止め場に慣れないと慌てて走り込んで猪に見つかってしまう。将人に「声が聞こえるか」無線を入れる。将人「全然聞こえん!」犬までの距離980Mとの事、走り込むのは無理である。4~5分の時間が流れてなおも猪は一ヵ所に止まっている。鉄砲が2発鳴った。鉄砲は当たらず犬が飛びかかったとの事。マーカーから聞こえる犬の声からすると、どこか切られたようである。撃った人間が将人と違う為、犬はそこでやめる。

しばらくして下の方で鉄砲が鳴った。A氏より「おっけなよ~、一回こけたけどまた起き上がって走って行った。松田さん犬を連れてきね」と無線が入る。私は「今日はリュウを連れてきちょらんとよ、下に降って血を見てみね。下にずっとくだちょけばいい所に当たちょるが」しばらくして「上にあがちょるわ」と無線が入る。

セコのBさんが犬を連れてAさんの撃った現場に行くが抜けた後であった。

将人より「母がぼっくり切られちょる。右前肩を1センチぐらいと左後ろ足のモモの外側を5センチぐらい。牙が奥に入っている」と無線が入る。30分もすると将人が車の所に降りてきた。私は切られたところの毛を切り消毒して筋肉と皮を縫い合わせた。

 

今度はカヤを1頭引き別の山を狩ったが空山だった。昼食の時、立てた時に走り込んだまぶしのCさんに聞くと、猪が犬の吠えている5M前に止まっており、自分は15M前から撃ったが丸見えの所であった。こう言う立て場に行くのは初めてなので外したと言っておられたので、そういう時、猪は逃げないので静かに近づき、屈みこんで慌てずにゆっくり狙って撃てば良い。こういう犬は鉄砲を撃った瞬間飛びかかるので、よく狙って慌てずに打つようにアドバイスをした。今日はこれで終わり。

 

 

 

3月26日

今日は有害駆除

将人がカヤ1頭連れて軽トラック1台で私と共に出猟

私「他の犬は連れて行かんとか」と言うと、将人「犬が止めても鉄砲が当たらなければ、切られるばかしよ」と言っていたが、まさにその通りである。

犬が止めても鉄砲が当たらなければ、オス猪の場合犬が切られるだけである。

現場に着くと5人のメンバーが見えていた。大きな工場の横で防火線が切ってありまぶしはここに着く。工場があるせいか防火線の道幅が非常に広い。Aさんから「犬1頭で大丈夫け」と言われたが、私「大丈夫よ」まだ仕込み中であるが素晴らしい素質を持った犬である。

まぶしが着いてセコがカヤを引いて山に上がる。しばらくすると犬が一声二声鳴くが後が続かない。どうやら猪が抜けているようである。詳しくはYouTubeに載せるので見て頂くと良く分かる。

そのうち犬が走りだすが追い鳴きはかからない、しばらくして時々鳴き出した。それから口数が多くなり犬が「ギャンギャン」鳴き出した。GPSを見ると左側の谷に落しているようだ。私は車を飛ばして左に曲がる。途中「咥えた!咥えた!」と将人より無線が入る。私の正面で咥えているようだ。猪が犬を振り切って走りだす、犬が追い鳴きをかけて追う。10秒ほどで立て吠えに変わる、また咥える。将人より「地べたじゃが!早く行きね!」と無線が入るが、私「ぐるりと工場の敷地でこちらからは行けない、お前が走り降れ」将人「了解」

「途中スダでどうもならん!」と将人から無線が入る。しばらくして将人「後90Mじゃ!」私は猪が鳴かないので7~8貫かなと思っていると、将人現場到着「刺すよ」と無線が入った。

猪は7~8貫のごじれ猪(歳をとったオス猪)

http://www.youtube.com/watch?v=cImG4mkxHBM

3月26日1ラウンド目の動画 ユーチューブ

 

上から現場まで走って降る時間およそ7分、将人も足が速くなったもんだと思い一人で笑う。猪は現場に置き、また犬を引いて防火線に登る。防火線をぐるっと引いて回っている時、Bさんより「50Kぐらいの跡があるよ」との事。セコがBさんの所に行く。それから横巻きに犬を引きこんだところで匂いに乗る。カヤの「ワウワウ、ワウワウ」2~3回大スダの中で立て吠えをかける。猪がまくったカヤの連続で鳴く声がマーカーから入ってくる。私から約500M、将人から100M、将人が走って寄る。まぶしのみんなから「立ちょるが、やりよるが、誰かいかんか~」と盛んに無線が入る。私は「セコが行きよるから黙っちょって!」と無線を入れるが、それにはお構いなしで「早よ行け、それ行け」と無線が入る。それに受け答えしていた将人も最後には「セコが行きよるちゃが、黙っちょって!」と無線が入る。猪は逃げようとするが、犬に牙をかけられて逃げられない。立てている場所は何回か変わるが完全に止められてしまった。そうこうしていると「ドォン」と一発「やったぜ!」Bさん「将人君どこけ~笛を吹きない」と無線が入る。将人が笛を吹いて私が「どん位あるとか」と無線を入れると、将人「5~60Kぐらいのメス猪よ」との事

口々に有害のメンバーが「すげぇね!仕込み犬でこんな仕事をするかね。またセコが凄いわ!」と言われ、将人がニヤニヤしていたがこんな猟法を見たのはみなさん初めてだった。先抜けしたのも追いついて止め、寝床にいるのは寝床で絡み、空いたところにおびき出して絡み止めする。

これが最高の単犬での止め犬であると私は思っている。こういう犬は猪が大きければ大きいほど取りやすい。

http://www.youtube.com/watch?v=JRpNWuQvD5I

3月26日2ラウンド目動画 ユーチューブ

 

この模様は全てYouTubeで流します。もしビデオで見たい方はこの5頭の分だけ(単犬引きの分)DVDでお送り致します。送料込み 1500円

2/21出猟  2/24山口県からの報告・延岡からの報告

2月21日

将人と北方に出猟 跡が無いので当てずっぽうで引くと鹿を2回ほど起こす。撃てば当たる距離であるが撃たない。

昼食をとってあちこち林道を回っていると、山師のAさんに会う。Aさんは親子三代に渡って山師の仕事をしてる。私が車から降りると、機械を止めて3人とも上がってきた。「今年は猪が少ないじゃろが」という話になり、「下のヤギ小屋のとこに4~50の足が出てるよ」と教えてくれた。「だけどどこに寝てるか分からんわね」「向かいの山かこっちの山か引いてみるわね」と言って別れた。

まず向かいの山を1時間半ほどかけて将人が引くが、猪の痕跡無し。今度はAさん達のいる林道を上に登りアカを引く。一尾根一尾根引くが、1日前の踏み足しかないとの事。下ぶりかもしれんがヤギ小屋の上を引くように言うと、将人「了解」 ヤギが5~6頭いるがヤギにかかることはない。吠えても咬むことはないので安心である。

私から80Mぐらいまで将人が近づいた時、将人より「生跡があるわ、この尾根を北に引いてでるわ」と無線。間髪を入れずにアカの床吠えの声「ワワワワン」私は将人の近くに猪が居たら今の将人の言葉を聞いて人間がいると知ったら、今頃の逃げ猪は犬をまくらないで去サッと逃げる。アカはカヤの様に寝床から走っても猪を追って歯をかけて絡むタイプではない。そんな事が頭を過った。20秒ほど鳴いていたが声が止まった。将人より「抜けたわ」と無線。猪は寝床から起きる時にバサッと音がする。それを将人が聞いたようである。私の感が的中した。将人から「降りるわ」と無線。

ヤギ小屋の前を通って出てきた。犬はヤギにはなんの興味も示さない。将人が車に犬を乗せ、山師のAさんの所に行く途中、「カヤを引けば良かったなぁ」と一言。私「てにゃうか、これも運よ」山師のAさんの所に着くとまた機械を止めて上がってきた。「どんげじゃった!?」と言われ「ダメダメ!見つけたけど逃がした」Aさん「リュウは来てないとけ」と言われたので、「あれは鹿でも猪でも獲るまで行くから。こういう鹿の多い所はあんまり引かんとよ」と言うと「あんたの犬は単犬で獲らせるからいいわ!」と言っておられた。しばらく話して帰路についた。

 

2月24日

今日は長男の将人と二男の辰矢の娘、私にとっては孫の初節句の祝いである。みんなで昼に食事に行き2時半ごろ帰ってくると、2月10日に若犬を持って行った山口県のAさんより電話があり「社長獲りました!30Kぐらいの猪を起こしてから200Mぐらいで止めました。追い鳴きが凄いですね。ヤブが深くて着いた時には咥えてました。1頭の犬は食いついたまま離さずもう1頭は咥えては離し、離したときに吠えてました。」との事。「初めて山に連れて行って獲りました。行くたびに獲れそうです!」との事である。

それから2時間ほどして川野君から電話「イチの仇を撃とうと、朝から仕込み犬を引き回して4時ごろ起して、絡んで下の方に降って行ったら、突然立て吠えになりよって見ると猪が罠にかかって犬が吠えているので、罠師に電話をして撃ったとの事。その間犬はずっと絡んでいたとの事であった。

めでたしめでたし

2/8 2/10 出猟

2月8日

将人が一人でカヤを連れて、門川から伊形の山を3時間ほど回る。猪の跡もなく火道(防火線)を歩いていると、跡がパラパラ出てきた。カヤは5~60M先に行っていたが突然二声「ワワン」鳴いたので将人は銃を肩から降ろし弾を込めていると、カヤが将人目掛けて必死に走ってくる。あのバカなんしちょるっちゃろうかと思いながらよく見ると、カヤの後ろ10Mぐらいを4~50Kの猪がカヤを追って走ってくる。アラアラと思っているとカヤは将人の左側に逃げてきた。猪が将人の右側を通過する時さし出しで2発撃つが当たらず、通り過ぎて行くのに1発これも当たらず、犬は逃げた猪の後を100Mぐらい追って帰ってきたとの事。

猪には小さい小猪が2頭着いていたが、将人が親を撃った時スダの中に飛び込んだとの事。

私から「せっかくカヤが猪を誘き出して来たのをよう狙って撃てよ」と小言を言われた。

将人曰く、「今までこんなこと経験したことないから慌てたとよ」との事

私「昼間から火道でエサをあさっていたのであろう」以上

2月10日

今日は山口県からAさんがみえて、若犬を2頭持って行かれた。その風貌を見て、「筋肉ギュギュなので足が速そうでバネがありそうですね」と言って持って行かれた。1頭は十分寝屋撃ちのできる犬である。もう1頭は少し荒い犬であるが、2頭とも私の目にかなった将来が楽しみな12月で1歳になった若犬である。

昼から将人が1人でカヤを連れて行った。2時ごろ将人より電話「65Kぐらいのオスを獲って車に積んだ」との事

私が辰矢と家から現場に着くと、汗だくになった将人がニコニコしてカヤと遊んでいた。話を聞くと林道沿いに跡があり、だいたいの寝屋の検討を付けて、カヤを引く。この山はスダ山でなかなか取りにくい山である。将人がカヤを引いてしばらくすると、カヤが2声鳴いた。猪がすぐ抜けカヤの追い鳴きが始まり、50Mほど下で猪のウゼる声がした。カヤが「ギャン」と一声、後は「ワワワワワン、ワワワワワン」立て吠えをかけ始めた。将人がスダをかき分けかき分け降りて行くと、3分ほどで現場に着く。辺りは20年ほどの杉の造林で犬と猪が丸見え。将人は杉の木に身を隠しながら30Mほど近づき銃を向けるが、猪のまくりが早くてなかなか撃てない。じっと見ていると、猪がまくるとカヤが横に逃げて猪の後ろ足に牙をかける。また猪がまくるとまたカヤがまわる。猪のまくる距離が短くなり猪のスピードも落ちたが、頭を狙って当たらなかったらいけないと思い、胸を撃ったとの事。弾は右前足の少し後ろから入り左肩のよろいで止まっていた。

オスであるがまだそんなに痩せてはいなかった。

私から「そんげなったら猪は逃げんからビデオを撮ればいいのに」と小言を言われた。

撃った直後

自宅にて