年別の記事

12月9日 出猟 YouTube動画

~狩猟日記 12月9日
私は選挙運動で忙しいので、将人が1人でカヤの後腹の妹を連れて出猟。
昨日8日に、カヤの後腹を林道を車で走らせていたら、鹿と出会い60M位追ったとの事。
この犬は、3万坪の第1訓練所で、5~6貫の逃げ猪を良く鳴いて追う犬である。
私は、「大きい猪の入っている、第2訓練所に連れて行ってみろ」と将人に常々指示をしていたら「鹿を追った後、連れて行った」との事。
様子を聞くと、「140~150位の大猪によく吠え、猪がまくって来ると、4M位下がって吠え、これを30分位続け将人が止める迄止めなかった」との事。
500坪位のスダばかりの山を囲った、第3訓練所には、まだかけていないので、少し心配ではあったが、「猪のいる所に連れて行って見ろ」と朝伝えた。11時45分に将人より電話があった。「獲ったかなと思い広い所に車を停めて、携帯電話を握るとまた将人より電話がかかってきた。獲った」との事。
良く聞いて見ると、「寝屋で2声鳴くと、猪が走り200M程下のヨシがギッシリ生えている所で止めた」との事。
将人は、「山はスダでどうにもならず、1度道に出て、道路を走り20分位かかって現場に着くと、辺り一面は猪と犬のやりあった後ばかりだった。河原に下りヨシをかき分けて行くと、犬が猪の右耳を噛んで撃てなかったので、しばらく待ち、放した所を撃った」との事。
私は早々に家に帰り、用意をして現場に向かう。現場に着くと、将人が若犬を引いて出てきた。
将人も犬も憔悴しきった様子だった。将人曰く「この犬ようやるわぁ~」と行っていたが、私は「ビデオ見らんと何とも言えない」と思い、帰って早々にビデオを見る。ビデオには、将人がはぁはぁ言いながら道路を走って行く姿が映し出されていた。犬の立て吠えの声は聞こえない。「あら」と思っていると、時々かん高い声が聞こえる。「なんじゃこりゃ」と思っていると将人が鉄砲を2発撃った。「こんな猪に2発も撃つなよ!」「いや、若犬だから逃がすといかんと思って撃った」との事。私は、「寝床から抜けて、40~50Mで咥えたのであれば、走り込んで早く撃たないと、犬を振り切って逃げるけども、20分も平坦な所で犬とやりあった猪は、ヘトヘトになっているから、逃げんが」と言うと。「今度からそうする」

 この犬はと私が首をかしげると、「これ見て、これ見て」将人が動画を変えた。そこには、いい声で鳴く若犬の姿があった。将人は、スダの中をジワジワ寄って行く。犬に近づいて見ると、犬の前1M位の所にタヌキの穴がある。私はその時に、にこっと笑い「おぉ~良いじゃねかぁ。」将人はすかさず、「じゃろ」私の顔を見てにこっと笑った。普通の猟師はこの意味が分からないであろう。プロの猟師なら分かるはずである。将人が「こらっ」と怒ると、止めて将人について来たらしい。カヤ位にはなるであろう、楽しみである。
 カヤは第3訓練所も素晴らしい成績で卒業。鹿児島に行ったカヤの兄弟犬も第3訓練所を卒業した。鹿児島の犬は、今では誰もが認める単犬引きの名犬になったとの事。嬉しい限りである。
 帰ってからカヤを嫁に出した所に電話をした。Kさん曰く「素晴らしい犬です。こんな犬初めてです」との事。
詳しく聞いて見ると、「カヤを見たい・見たいと言う人が何人もいまして、どうしてもと言う事なので、その人を連れて、知っている人の犬が切られたと言う山に行きました。カヤが20分程止めていたのですが、友人がどうしても撃たせろと言うので、友人が猪に7M迄近づき発砲した所、当たらず、逃げた猪をカヤがまた止め、また撃ったが当たらなかった」との事であった。「カヤは非常に人間との連絡も良く、言われた通りの犬です。2回程山に連れて行き、2回とも止めてくれました」との事であった。
私は、「日本に名を遺した名犬は数々いますが、カヤはそれに勝るとも劣らない犬です。
まず5~6頭獲るまでは、1人で連れて行って下さい。撃ってやると主人との信頼関係がうまれます。
犬が吠えている間は、音を出して近寄っても、猪が逃げる事も、人間に来る事もありません」
とアドバイスをさせて頂いた。今年日向に出した若犬も単犬で、良い仕事をしている様である。以上

https://www.youtube.com/watch?v=GAUOduucCrw

https://www.youtube.com/watch?v=a2XHONjBfxE

 

12月7日 出猟 YouTube動画

~12月7日
今日は親子3人で近くの山に出猟。
犬はマイとカールとチョコの3頭。
30貫クラスの踏み足を見付け、将人がマイを引いて山を狩り込んでいく。私はカールとチョコに、GPS付のマーカを付けて車で待機。1時間ほど狩り込むが音沙汰無し。「4~50kクラスの足跡はあるけども、30貫クラスの足が見えない」と将人より無線が入る。私は「あの高い所じゃ、高い所に登ると道も無く1時間ぐらいかかるから、前の集落のある方に、出るように指示をする。辰矢の入っている谷に跡がないかと無線を入れるが「なーにも無し」との事。私も将人をすけて前に出る。しばらくして将人から「おらんねー」と無線が入るが、それが終わらないうちにマイの床吠えが始まった。私は無線で「どこ見てるとか!!犬を見ちょかんか!鳴き出したが!!」おそらく将人は犬が狩り込んでいるのをボケッと見ていたのであろう。
私はGPSを頼りに200mほど前に出て回り込む。私より100mぐらい上で、マイが鳴いている。私は車から飛び降り銃に弾を込める。将人が足跡を見たという40ぐらいの猪であろう。そう思っていると追い鳴きに変わった。あらっと思っているとマイが追い付いて咥えた。「咥えたぞ!急げ!!」将人に無線を入れるが、応答無し。追い鳴きから咥えるまで、5~6秒。動画を見て頂くと良く分かる。10秒。20秒まだ将人は現場に着かない。
猪が犬と喧嘩している時は、口を外さないが逃げ出すと振り切られる。私はためらわずにカールとチョコを放し「行け!行け!!」と言って腕で合図を出す。2頭はヤブの中を現場に駆け上がって行く。30m程犬が走り上がった時、「ドォン」と1発。将人より無線。「振り切られそうだったから、腰を撃ったよ」との事。「犬を放したぞ」と言うと「放さんでも良かったのに」と返事が返ってきたが、逃げられるよりはマシである。
そうこうしていると、3頭の犬に噛まれた猪が私の所に落ちてきた。それを刺して車に積み、河原に行って腹を抜いて川に浸け冷やして、昼食とした。親子でメシを食べながら意見交換の時である。
4~50kの若オス猪
牙が2cmほど
https://www.youtube.com/watch?v=q6juFyVdU68


先日、カヤを嫁に出した、マイはその姉妹犬である。
この犬はスダの中に猪がいる時は、よく吠えて立てるが、猪が逃げると4~50kであればすぐ追い付いて咥える。口を離して吠え絡めばいいが、一度噛むとなかなか離さない。1歳まではカヤと同じ芸であったが、二猟期目から少し変わった。修正をしてやろうかとも思うが、これもこれで面白いのでしばらく様子を見てからと思っている。

12月3日 出猟 YouTube動画

~12月3日
衆議院選挙が始まって忙しく、なかなか出猟できず。
今日は将人と2人で、絡み犬のカールとチョコと8ヶ月の仕込みを連れて北方の山に出猟。
30分程跡見をして40ぐらいの踏み足を見付けた。将人が2頭を引いて山を狩り込むこと30分、「上は猪の足がないね」と言いながら、なおも狩進む。
この山はこう配の緩いダンゴ山である。本当に足の速い鼻の良い犬でないと獲物に追い付けない。そんな事を思っていると、将人より「鹿の匂いに乗った」と無線。私は「なんでもいいから撃て」と指示をする。将人より「200m離れた」と無線。そのうち鳴き出す、カールとチョコがきちがいのように鳴いて追い始めた。私はGPSを見て、集落の所に車を停める。車から降りてGPSを見ると、私からの距離250m上である。おそらく2頭は200mぐらいの所であろう。そのうち生で追い鳴きの声が聞こえだしてきた。どんどん追い鳴きの声が激しくなって私に近づいてくる。それと同時に集落の犬が鳴き出した、猟をされる方の犬であろう。5~6頭がきちがいみたいに鳴き出した。私はやぁいやぁ、この声に惑わされなければと思いながら、車に近づき無線のボリュウムを上げる。カールとチョコはまだきちがいみたいに鳴いている。GPSを見ると私から100m、という事は2頭は50mぐらいまで近づいて来たようだ。私は集落を通り過ぎ、ウジで銃を構えて鹿を待つ。私の上30mぐらいの所を、鹿が走って谷の道沿いを奥に行く、ヤブでちらちらしたが撃てない。GPSを見るとカールとチョコは集落の付近にいる、動いてはいるがスピードがぬるい、集落の犬の声に惑わされたのであろうか。無線のスイッチを入れると、鳴きが出ていない。匂いを失ったか、と思いながらGPSを見ると犬のスピードが上がって来た。そのうち追い鳴きがかかりだした。私の前を時々鳴きながら鹿の後を追って行く。2~3分すると追い鳴きが激しくなった、どうやら獲物に少しは近づいたようである。落ちてきた尾根の奥の尾根を鳴きながら上に登って行く。私はあそこの近くには、将人が居るはずだ!と思いながらGPSを見ると、犬のスピードも最高に上がっている。追い付けばまた下に落ちてくるがと思った瞬間「ドォン!ドォン2発鳴り、銃声が山にこだました。私はすかさず「当たったかぁ!?」将人「分からん、半弓になったかもしれん!」犬のマーカーのボリュウムを上げると「ギャンギャン」鳴いていた追い鳴きがパタッと止んだ。私「将人!!それは咥えちょちゃないか!?」私が言うと「かもしれん行って見るわ!」少しすると、将人「あーもう死んじょるわ」私「なんmぐらい離れて撃ったとか?」将人「30mぐらい」との事
今日初めて山に連れてきた子犬も鹿を噛んだとの事。
鹿は小さなベラ角の三又であった。
https://www.youtube.com/watch?v=9ui1S06Aujw